ご予約
ご相談

0120-866-667

受付時間11:00-20:00休診日年中無休

クレジットカード

コラム

上半身の脱毛

背中脱毛の注意点 背中の産毛はツルピカ到達が難しい?

背中脱毛の注意点 背中の産毛はツルピカ到達が難しい?

意識の高い男性であれば、「背中のムダ毛」もキレイにしたいとお考えになるかもしれません。特に海水浴シーズンが近づいてくると、たくましくキレイな背中をアピールしたいと考えるケースもあり、この際にあまり濃くはないけど産毛(うぶげ)も一応取り除いておきたいと思う男性もおられると思います。ところが、レーザー脱毛は産毛が苦手という特徴があり、安易に背中脱毛を決めてしまうと失敗してしまうかもしれません。こちらのコラムで背中脱毛の注意点についてご確認ください。

背中脱毛の基本情報

背中脱毛の基本情報

背中脱毛の基本情報として、まず背中の「レーザー照射範囲」と「施術時の痛み」をご紹介いたします。ご覧のように、ワキの延長上に垂直の線をイメージしていただき、この内側が背中脱毛の対象範囲ということになります。また背中を脱毛する際には、5段階で2.5という数値の痛みレベルをご案内しています。あくまでも目安ということになりますが、ヒゲ脱毛などに比べて随分と痛みが緩やかだと言えるでしょう(ヒゲ脱毛はお顔のどの位置であっても4.0か4.5の痛みレベルを案内しています)。

部位的には平面の多い箇所になりますので、レーザー照射自体もやりやすいです。照射ノズルを大きなヘッドにして施術可能ですので、面積はあるもののスピーディーな処置が可能です。 このように、背中脱毛は患者さま側にも施術担当者側にも一見「容易な施術」になると感じられます。

しかしながら、背中脱毛では必ず押さえておかなければならない重要なポイントがあります。この影響がかなり色濃く出ますので、結果的に背中は脱毛処置を施す際にかなり難しい部位になっていきます。


産毛(うぶげ)にレーザーを反応させるのは難しい…

背中に生える毛は「色味の薄い産毛(うぶげ)が多い」という特徴があります。レーザー脱毛施術で用いるレーザー光は、あくまでも「照射範囲の黒いメラニン色素に効率よく反応する波長の光」に過ぎません。このため、たとえレーザーの照射出力を上げてみても、そもそも反応する色素自体が少なく、適切に熱エネルギーを産毛の毛根組織に浸透させることができないのです。

たとえば、「黒くて太い毛が数本生えている」という場合にはその数本を取り除くことは簡単ですが、「全体的に薄い産毛が気になっているのでキレイにしたい」という希望については、その産毛が薄ければ薄いほどキレイに取り除くことが困難になってしまいます。

産毛への照射に対する重要ポイント

● レーザー脱毛では、ムダ毛に含まれる黒いメラニン色素を介して熱エネルギーの伝達を実現させている

● 媒介役となるメラニン色素があまりない産毛については、毛根組織を破壊できるだけの熱量を浸透させることは物理的に困難である


中途半端な刺激は硬毛化に繋がることも…

ただ単に「背中はキレイに脱毛できる可能性が低い…」ということであれば、とりあえず照射してみてキレイになればラッキーという「見切り発車」が可能なのですが、「毛根組織に熱エネルギーを浸透させづらい」という事実は、同時に「毛根組織に中途半端な刺激を与えてしまう可能性」をも意味しています

つまり、抜けて生えてこなくなればラッキーでは済まず、「抜けた後に濃くなって再生されてしまう可能性」に繋がるのです。このような中途半端な刺激がそのムダ毛を太く濃くしてしまうことを「硬毛化(こうもうか)」と呼びますが、背中のような産毛の多い部位にレーザーを照射した場合、このようなリスクが高まってしまいます。

太くて目立つ背中の毛だけに照射するのがベター

中途半端な刺激によって実際に背中の産毛が濃くなってしまうという可能性はゼロではありません。このため、背中の脱毛については太くて目立つ毛がある場合にそのムダ毛だけにレーザー照射していく方が無難です。

概して、日本人の背中にはあまりゴワゴワとしたムダ毛は生えませんので、当院では無理に背中をツルツルにしようとするのではなく、目立つ部分にのみ対処していく方法をおススメしています。

「もう濃くなってしまった気が…」の対処法

エステ脱毛などで背中にも全面的に「フラッシュ脱毛」を施していた場合、「なんだか背中毛が濃くなってしまった…」というケースも考えられます。医療レーザーでさえ毛根組織の破壊が困難な産毛ですので、それよりもかなり出力の低い「光脱毛」で背中のツルピカが実現できるはずもありません。そのムダ毛が産毛であるかどうかにかかわらず、常に「硬毛化」のリスクが付きまとうのがエステ脱毛です。

このように硬毛化してしまった後の処置としましては、「その濃くなってしまったムダ毛に対して再度レーザー照射していく」という手段が考えられます。1度目はうまく熱エネルギーを浸透させられなかった場合でも、濃くなってくればくるほどレーザーの反応レベルも上がっていきます。2度、3度と照射していくことで、最終的にしっかりと毛根組織が破壊できるというわけです。

とは言え、このケースではトータルでの施術期間や費用自体がかさんでしまいますので、初めから硬毛化リスクも含めてツルピカを目指すという脱毛計画は避けた方が良いでしょう。あくまでも「失敗してしまった場合の救済策」とお考えください。


背中毛の照射の見極めは「無料カウンセリング」で♪

自分の背中には「微妙に黒い産毛が多い…」という場合、患者さま自身で脱毛すべきかどうかを見極めるのは難しいと思います。当院はこのような場合「無料カウンセリング」の中でレーザー照射の適正をアドバイスさせていただくことも可能です。

男性としてはあまり背中を露出する機会は少ないですが、「キレイにできるのであればしたい!」という男性患者さまも増えてきています。プロ目線で最適なソリューションをご提案いたしますので、話を聞いてみたいという場合はお気軽に「無料カウンセリング」のご予約をお取りください。

予約・問い合わせフォーム